前回の【STEP4】では、麻雀の待ちの完成形をお話しました。
しかし、麻雀では待ちを完成させるだけでは点棒は手に入らず負け組のままです。
勝つためには上がらなければなりません。
そこで、あがるための基礎知識である麻雀のツモ・ロンのやり方を学びましょう。
麻雀のツモとロンとは?
では、まずツモとロンについて解説いたします。
麻雀のツモとは、先ほどの待ちで必要な牌を自分で山から持って来ることを言います。
個人的な意見としては麻雀で一番楽しい瞬間です(笑)
例としましては、
このように自分で四ソーか七ソーを持ってきた時がツモとなります。
次にロンは、待っている牌を他の人が出した時に発生してあがることです。
通常では出来ませんが、麻雀の待ちが完成している時だけ他の人の牌を補充して上がることができます。
嫌いな人相手にロンしてあげましょう。
先ほどの例から言いますと、自分ではなく他の人が四ソーか七ソーを出した時がロンとなります。
麻雀のあがり方はこの2通りだけしかありません。
麻雀であがるために、まずはこの2つからマスターしておきましょう。
ツモとロンは誰から点数を貰えるかが変わる
では、次にツモとロンの違いを解説します。
あがり方に差があるということはお話しましたが、ツモとロンの違いはそれだけではなく、誰から点数を貰えるかという違いもあります。
例えば、麻雀でロンが発生したとして出した人はいいかもしれませんが、他の二人は全く関係ないのに点数だけ払わされたら溜まったものじゃありませんよね。
「このあがりが発生したのはロンされた奴が原因じゃん!」
という理屈からロンあがりの場合にはロンをされた人が全額責任払いしなければならなくなります。
逆にツモが発生した場合は誰の責任でも無いとされ、他の3人から三等分ずつ点数を貰うことができるのです。
つまり、9000点の手をロンあがりしたなら牌を出した人が9000点の支払い。
9000点の手をツモあがりしたのであれば、三等分して全員から3000点ずつの支払いを貰えます。(厳密に言うと親と子によって差が出ます)
貰える総額こそは変わりませんが、点数の多さによって順位を決めるゲームなので「誰から点数を奪えるのか」というのは非常に重要な要素です。
まだ、点数差までは考えなくても構いませんが、ツモとロンによって点数を誰から貰えるのか変わるということは覚えておいてください。